近江牛は、その柔らかさと風味豊かな味わいで有名な黒毛和牛です。
この高級肉をご家庭で最大限に楽しんでいただくために、お肉のキレイな切り方を解説!
本日は、
- 家庭用の包丁を使って近江牛は切れるのか?
- 包丁の研磨方法
- 美味しく肉を切るテクニック
について、詳しくご紹介します!
家庭用の包丁で近江牛はキレイに切れるのか?
家庭用の包丁でも、正しく研がれていて、包丁の使い方が正しければ、上質な近江牛をキレイに切ることができます。
肉料理専用の包丁「肉包丁」が理想的な道具ではありますが、きちんと研がれていれば普段使いの包丁でも問題なくお肉をカットできます。
包丁の研磨方法
包丁の研磨は、砥石を用いて行います。
刃先を砥石に対して約15度の角度で保ちながら、一定の圧力をかけて前後に滑らせることで、均一で鋭い刃先を保つことができます。
砥石で包丁を研ぐのが難しい場合は、滑らせて包丁を研ぐタイプの研ぎ器を使うのもオススメです。
研がれていない切れ味の悪い包丁でお肉をカットすると、肉の繊維をつぶしてしまい、キレイな断面にならないばかりではなく、肉の旨味が損なわれます。
美味しく肉を切るためのテクニック
繊維に対して垂直に刃を入れ、押し切りする
肉の切り方のコツは、繊維をつぶさないことです。肉をカットする際は、繊維の方向を確認した上で、繊維に対して垂直に刃を入れることが基本です。
また、魚の場合は引き切りが一般的ですが、肉の場合、押し切りが効果的です。押し切りによって、刃が肉の繊維を均一に断ち切り、滑らかな断面を作り出します。ただし、ギコギコとノコギリのように切ると断面がギザギザになり、肉の旨味が損なわれます。
太刀数を少なくする
お肉を切る際には太刀数(カット数)を少なくすることも大切です。
一度でキレイにスライスすることで、肉の断面が美しく仕上がり、肉汁と旨味が内部に閉じ込められます。
肉の繊維を見極め、そこに垂直に刃を入れることが、柔らかく美味しい肉へのカギとなります。
刃の使い方もポイントです。刃の根元から先端にかけて半円を描くように使用し、押し切りと引き切りのバランスを取りましょう。
このように、ご家庭での正しいお肉の切り方をマスターすることで、
自宅でもプロの料理人が提供するような質の高いお料理に近づけることができます。
ご家庭でも、ギフトでも大活躍の近江牛を一度お試しください。