運動不足になりがちな今だからこそおすすめしたい食品が和牛です。「お肉=太って健康に悪い」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、牛肉はさまざまな栄養素が豊富に含まれていることからとても健康的な食品としても知られています。
今回は運動不足に和牛がおすすめな理由について、栄養素や心と身体への効果面からご紹介します!
和牛に含まれる栄養素とは?
和牛にはさまざまな栄養素がたっぷり詰まっています。ここからはその代表的なものをご紹介します。
タンパク質
タンパク質は脂質と炭水化物と合わせて三大栄養素とされる成分です。特に牛肉は動物性タンパク質の宝庫といっても良いくらい、タンパク質が豊富に含まれています。タンパク質の中でも、必須アミノ酸がバランスよく含まれているもののことを「良質なタンパク質」といいますが、牛肉のタンパク質はまさにこれにあたります。
タンパク質は筋肉や内臓、皮膚の主成分であるほか、ホルモンや抗体など体調を調節する機能の主成分でもあり、私たちに欠かせない栄養素です。
必須アミノ酸
タンパク質を構成するアミノ酸は約20種類あり、そのうちの9種類は人間の体内で作ることができないため食べ物から摂取する必要があります。この9種類のアミノ酸が必須アミノ酸です。
日本人の食生活は必須アミノ酸が不足しやすいと言われていますが、食事にお肉が加わることでアミノ酸のバランスが改善されます。
ヘム鉄
ヘム鉄は、鉄分のうち牛肉の赤身やレバーなどに含まれるもののことをいいます。ちなみに野菜などに含まれる鉄分は非ヘム鉄といいますが、ヘム鉄は非ヘム鉄よりも身体に吸収されやすかったり、ヘム鉄が非ヘム鉄の吸収を助けるといった効果もあります。
ビタミンB群
ビタミンB群は私たちが生きる源となるエネルギーを作るのに欠かせない栄養素です。和牛の中にはビタミンB群の中でも、ビタミンB1、B2、ナイアシンなどが豊富に含まれています。
和牛を食べるとどんな効果がある?
牛肉に含まれている豊富な栄養素は、私たちの心や身体にに良い効果をもたらしてくれます。
貧血予防や疲労回復効果
和牛の中に含まれるタンパク質は、健康維持には欠かすことのできない大切な栄養素です。タンパク質が不足すると体力が低下したり、免疫が作られなくなり病弱な身体になってしまうこともあります。
また、血液を作るのに必要な栄養素である鉄分も健康維持には欠かせませんが、人間は自分の体内で鉄分を作り出すことはできません。よって食事による摂取が必要ですが、そんなときにおすすめなのが食肉に含まれるヘム鉄です。貧血だけでなく、手足の冷えや枝毛の予防などにも効果的です。
ダイエットや美容効果
牛肉にはビタミンB群が豊富に含まれていますが、中でもビタミンB2は肌の調子を整えたり、脂肪を燃焼させるといった美容に良い効果があり、「美容ビタミン」とも呼ばれています。ダイエットの食事といえば野菜のイメージがありますが、牛肉もバランスよく食べることでより効果を発揮します。
またビタミンB12は「造血ビタミン」と呼ばれており、顔色をよくしたり髪の毛の艶を整えたりする効果があります。
心の健康を保つ
和牛を食べることは心の健康を保つのにも大きな効果を発揮します。牛肉に含まれるトリプトファンやフェニールアラニンは精神を安定させる効果が期待できる必須アミノ酸です。
また、ビタミンB群が不足するとうつ状態になったり、睡眠障害が起きたりします。なんだか最近疲れやすい、寝ていても疲れが取れない、集中力が続かないといったことがあるなら、もしかするとビタミンB群が不足しているのかもしれません。
身体だけでなく心も健康に過ごすために、食生活を見直してみましょう。
フレイル対策
フレイルとは、加齢とともに運動機能や認知機能が低下した虚弱な状態を指します。健康な状態と介護が必要な状態の中間で、多くの人はフレイル状態を経て要介護状態に進むと考えられています。最近は新型コロナウイルスの影響で外出を控えている方も多いですが、家から出ず身体を動かないことでもフレイルは進むと考えられています。
このフレイル対策には、筋肉のもととなるタンパク質を中心にバランスが良くエネルギーの十分な食事をとり、筋肉を減らさないように心がけることが大切です。タンパク質が豊富に含まれている和牛はフレイルの加速を食い止め、健康を維持するのに効果が期待できます。
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和牛に含まれる豊富な栄養素を摂ると、身体も心も健康になれます。何より美味しいお肉を食べることは私たちを幸せな気分にしてくれます。
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