皆様は、塊肉(ブロック肉)を買ったことはありますか?
大きな塊肉は、一見扱いづらそうで敬遠してしまいがちですが、意外と何にでも使える万能なお肉なんです。
お好みのサイズにカットすることができるので、焼肉やBBQ、ステーキ、ローストビーフ、さらに家庭料理の定番であるカレーやシチューまで、さまざまな料理に使うことが出来ます。
当店でも不定期販売中の「近江牛かたまり肉」は、相場よりお得に近江牛の味を楽しんでいただける人気の商品です。
でも、こちらの「近江牛かたまり肉」は冷凍商品!
牛肉って普段スーパーや精肉店には「冷蔵(チルド)商品」のものが多いですよね。
冷凍で届く牛肉に馴染みのない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、冷凍の塊肉(ブロック肉)に馴染みのない方にもよくわかる、商品の特徴や保存・解凍方法について詳しくご紹介していきます。
近江牛かたまり肉の保存方法
▲当店の近江牛かたまり肉は、商品詳細ページでは上記の様に掲載していますが、皆様のお手元にお届けする際は、真空パック包装にしてお送りしています。
▲こちらが真空パック包装されたかたまり肉。
なぜ真空パック包装をしているのか?
理由はズバリ、品質や鮮度保持のためです!
お肉が劣化してしまう大きな原因は「酸化」
お肉を真空状態にして空気を通さないようにすることで、酸化や細菌の増殖を防ぎ、鮮度を保つことができるのです。
真空パック包装された、かたまり肉は鮮度が保たれた状態。
保存する場合は、真空パック包装は破らずにそのままの状態で冷蔵庫に入れて保存してください。
届いたかたまり肉の色が商品写真と違うワケ
鮮度を保つための真空パック。
しかし、真空パック包装したお肉は、なんだか暗い色をしていて商品詳細ページのお肉と違いがありますよね。
普段、皆様が見慣れているのは鮮やかな色をしたお肉だと思います。
ですので「もしかして、傷んでいる⁉」と思われるかもしれませんが、そうではありません。
これはお肉に含まれる色素「ミオグロビン」という成分が関係しています。
今回詳しくは省きますが、牛肉って本来はスーパーなどで見慣れているような鮮やかな色をしておらず、暗めの濃い色をしていて、空気に触れることにより鮮やかに発色するようになるんです。ちょっと不思議ですよね。
真空することにより空気が絶たれた牛肉は、鮮やかな色から暗く濃いくすんだような色になります。
真空パック包装の牛肉の色が、見慣れた鮮やかな赤やピンク色をしていないのは、牛肉の性質によるものだったという訳です。
色により鮮度が悪いという印象を受けてしまいがちですが、そんなことはなく品質には問題が無いんですよ。
かたまり肉の解凍方法
次にかたまり肉の解凍方法についてです。
解凍する際は、真空パック包装を取り除いて、お皿などにお肉をのせて冷蔵庫でゆっくり時間をかけて解凍します。
▲こちらは570gのかたまり肉。
真空パック包装を破り、トレーにのせてふんわりラップをかけて冷蔵庫で解凍します。
▲8時間冷蔵庫で解凍したかたまり肉です
かたまり肉の大きさや厚さにもよりますが、約7~8時間程度で解凍が出来ました。
くすんだ暗色のお肉が、空気に触れたことにより鮮やかな色に戻ってきていますね!
調理する前は、冷蔵庫から取り出し常温に戻しましょう。
常温に戻すことで、中までしっかり均等に焼き上げることができ、柔らかいお肉に仕上がります。
季節によっても前後しますが、約30分~1時間ほどで常温に戻ります。
ちなみにこの解凍したかたまり肉は、ステーキにしました。豪快ですね!
参考記事
>>>ひと手間で美味しい!肉の良さを引き出す「下ごしらえ」とは?
お得な塊肉はびわこ近江牛通販で!
いかがでしたか?
今回は「近江牛かたまり肉」の特徴や保存・解凍方法について紹介しました。
塊肉の保存・解凍方法は、意外と簡単!
ぜひ近江牛かたまり肉を買って、上質な脂の甘みと濃厚な赤身の旨みを体験してみてください。