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肉の目利きの近江牛語り

和牛と国産牛の違いは?美味しいのはどっち?

和牛と国産牛の違いは?美味しいのはどっち?

 

「和牛」「国産牛」と聞いて、それぞれがどう違うかよくわからないという方は多いのではないでしょうか。これら2つの違いや特徴について知っておけば、買い物の際にお目当てのお肉を購入しやすくなります。

今回は「和牛」と「国産牛」の特徴や魅力、そして美味しいお肉を選ぶためのポイントをご紹介いたします。

 

和牛、国産牛……美味しいのはどっち?

和牛と国産牛のどちらが美味しいかは、好みの違いもあるので一概に言えません。

一般的に和牛は高級食材とされており、品質にこだわりのある方にはとくにおすすめになります。

一方、国産牛は和牛に比べて価格が手頃で、脂肪分が少なくあっさりとした味わいのものが多いです。ヘルシー志向の方や、さっぱりした味付けが好きな方におすすめです。

 

より品質の高い牛肉を求めるなら「近江牛」がおすすめ!

お肉の品質を重視される方におすすめしたいのが、近江牛です。

近江牛は「豊かな自然環境と水に恵まれた滋賀県内で最も長く飼育された黒毛和種」という明確な定義のもと、特許庁に牛肉の地域ブランドとして認められています。年間に出荷される近江牛はわずか6000頭。一頭一頭にこだわりと愛情が詰まった、希少な牛肉です。

滋賀の豊かな自然の中で育った近江牛は、甘いのにしつこさのない脂と芳醇な風味が特徴。低温でも脂が溶けだすので、口どけの良さを堪能できます。

 

和牛と国産牛の違いは?

「和牛」と「国産牛」は同じもののようにも見えますが、実は違うものを指しています。

ここからは2つの違いについて紐解いていきましょう。

 

和牛とは

和牛とは、牛肉のうち日本の在来種である「黒毛和種」「褐毛和種」「日本短角種」「無角和種」の4種類を指す言葉です。

この4種類の和牛の特徴は、それぞれ以下のようになります。

 

品種 特徴 肉質
黒毛和種

褐色がかった黒い毛が特徴。肉質に優れた遺伝的特性を持っており、日本の和牛の90%以上は黒毛和牛。

  • 口の中で溶けるような柔らかさ
  • 脂肪が霜降り状に入った赤身
  • 最高級の和牛として高い評価
褐毛和種 熊本県と高知県が主産地の茶褐色の体毛を持つ牛。温厚な性質で、放牧で育てられるのが一般的。
  • 赤身と霜降りのバランスがいい
  • 肉本来の味わいが楽しめる
  • 健康志向の人にも好まれる
日本短角種 東北地方を中心に飼育されている希少品種。体色は赤褐色で、体格は和牛の中では大きめ。
  • きめ細かい肉質
  • 赤身と脂肪のバランスがよい
無角和種 皮下脂肪が厚く、肉質は黒毛和種に次ぐとされている。体格は黒毛和種とほぼ同じで角がない。
  • サシが少なく水分の多い赤身肉
  • 肉本来の旨味が楽しめる
  • 噛むたびに深まる味わい

 

よく耳にする「近江牛」「松阪牛」といった名前は、黒毛和牛の中でも飼育場所や飼育方法に特徴を持ったブランド名にあたります。

 

国産牛とは

国産牛とは、日本で飼育・加工された牛のことをいいます。たとえ生まれが海外であっても、日本で一定期間飼育された後に加工された場合は、国産牛としての表示が可能となります。

そのため国産牛という表示だけでは、その牛がどこで生まれ育ったのかまではわかりません。より詳しい情報を知りたい場合は、ラベルに記載された産地や品種を確認するのがおすすめです。

 

スーパーでお肉を見かけたら?より美味しいお肉を見分ける方法

スーパーでお肉を見かけたら?より美味しいお肉を見分ける方法

 

同じお肉でも3つのポイントを押さえると、より美味しいお肉に出会えるのでチェックしてみてください。

 

 

ドリップ量が少ない

お肉のパックにドリップが少ないものを選びましょう。ドリップが多いと鮮度が低下し、旨味が失われている可能性があります。

 

 

赤色が鮮やかで艶がある

鮮やかで艶のある赤色をしたお肉は新鮮な証拠です。くすんだ色や乾燥しているものは避けましょう。

 

 

脂身が乳白色

美味しい脂身は真っ白ではなく、乳白色で艶があります。黄色っぽい脂肪は酸化が進んでいる可能性もあるので注意が必要です。

 

お肉について少し知るだけで、自分の求めているお肉が手に入る可能性は高まります。

普段のお買い物でも意識して見てみてはいかがでしょうか?